Nick DeCaro / Italian Graffiti

Nick DeCaro 没後20年、そんな記事を見て無性に聴きたくなりレコード・ラックから引っ張り出した。
このLPに針を落とすのは何年ぶり、何十年ぶりだろう。
リリースされた74年当時、よく聴いていた Kris Kristofferson、 Rita Coolidge、Albert Lee、Marc Bennoらのアルバムでアコーディオンやアレンジでクレジットされていたので、なんとなくこのLPを買ったんだと思う。
しかし、一度聴いてしまったらもうドップリ!
耳ざわりの良い声とセンスの良い洒落たアレンジから離れられなくなって、レコードの溝が擦り切れて裏面の音が聴こえるんじゃないかという程かけまくりだった。
もちろん後追いで Roger Nichols & The Small Circle Of Friends なども聴いたが、わたしの中で Nick DeCaro の Italian Graffiti が王座を明け渡すことはなかった。
そんなLPもいつからかレコード・ラックの中で眠り続けていたが、今、何十年かぶりにターンテーブルに乗った。
井之頭五郎ではないが、「うん、やっぱりこれだ!」「いいじゃないか!」なんてセリフがつい出そうになるくらい古さを感じさせない。
こりゃあ、またしばらく聴きそうだ。
マイカーでも聴けるようにMacに取り込み、取り除ける範囲のノイズを削除。
波形を見ながらのチマチマした作業がまた楽しい。
Nick DeCaroという名前は「おっ、こんな所に!」ってな感じで目にするのだが、わたしが持っているレコードの中で一番意外だったのは、Canned Heat のリード・ギタリストであり、John Mayall や The Rolling Stones とのセッションで名を馳せたブルース・ギタリストの Harvey Mandel の68年のソロ・アルバム『Cristo Redentor』にピアニストとしてのクレジットを見つけた時。
また、65年の The Ventures の『Green Hornet Theme (single version)』のアレンジが彼だったとは!
Venturesに関しては、当時彼は Liberty Records の専属アレンジャーだったから、仕事していて不思議はないのだが・・・
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